2024/9/17
今の環境を当たり前だと思わないこと

コーポレートサイト制作が後半戦に差し掛かり、予期せぬ修正や差し込みタスクが入り、タスクの優先順位が変わる毎日だ。
Web制作ではディレクター、デザイナー、コーダーで編成されることが多く、ディレクターが各メンバーのアサインから工数管理をして制作する流れだ。しかし、制作に特化した会社やチーム体制が熟したフェーズでない場合、あらかじめスケジュールを組んだ工数通りに進まないことがほとんどだ。
バッファを設けたリソースを確保して、各メンバーが納得のいくまで制作することができれば1番良いが、会社によってはその時間すら惜しい瞬間がある。特にこれまでクリエイティブに力を入れていなかった会社の場合、新たにクリエイティブチームを作ろうとしても現場の人材がイメージした投資がされないことはよくある。
そうなると結果的に、アジャイル開発をすることになる。つまり、依頼されることに対して何でも同時並行でやりつつ、常に最善の選択が何か考え続ける必要がある。
あらかじめ余裕のあるリソースを確保して制作を開始するウォーターフォール開発に対して、アジャイル開発は通常の制作期間よりも短い期間の中で適用されるため、常に優先順位や状況を見極めて適切に判断し続ける必要がある。
リソースが短くクリエイティブを納品できたり成果を挙げやすいのであれば、全てアジャイル開発でよしなにやった方が良いと考える経営者は多いが実施するハードルは高い。なぜなら下記のリスクがあるからだ。
クリエイティブ制作の全体フローを理解した上でチームの仕組み化できる人材が必要
会社とクリエイティブチームの価値観に共感し、チームメンバー全員が足並みを揃えながら作業する必要がある
足並みを揃えるためのチームメンバーを採用することが難しい
そもそもアジャイル開発に対する共感を得れなく、クリエイティブ制作する際はウォーターフォール開発でじっくり作りたいクリエイティブ人材が多い
アジャイル開発に対して入社前に理解していたものの想像以上に適応が難しく、メンバーが退職してしまう
特に難しいのは、足並みを揃えるためのチームメンバーを採用することだ。
これまで80人ほど面談をしたが、現在のクリエイティブチームの現状やアジャイル開発に対する説明をして、共感をしてくれたり、こちらの期待値を越えて最終面接まで残った人材が2〜3人ほどだったからだ。
採用に関する応募者は多いためすぐに採用することはできるが、そうすると入社後のミスマッチが起きて退職する可能性があるため、地道に続けていく必要がある。
そんな中、今のチームメンバーは常に変化し続ける現状に対して必死に対応してくれている印象がある。弊社に入社してくれたこと、日々全力で取り組んでもらえていることに感謝し続ける毎日だ。
ビジネスにおいて、時には機械的に事実ベースで取り組み続けることが必要になることはあるが、今いるメンバーにはスキルや報酬面など、こちらの期待値を超えてくれた分何かしたら還元したいと常日頃から思う。
これからもチーム力を重視しながら、日々の変化に対応し続けたい。